皆さん~こんにちは~~。

今日も夢見てますか~~。

今回はクーラーの足りない実家からお送りします。
日当たりがよく、冬場は極楽になる自室ですが、今は灼熱地獄です🔥
頭が半分溶けてます。

現在台風が迫っていて、気温も湿度もさらにアレですが、ご紹介するカードが涼しげなので助かります。
流れる水音が心地よさそうなこちらのカード。

「星」、「The Star」。

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カードの意味は
「明るい見通しがたつ、
将来への投資、
夢や理想を抱く、
インスピレーションと創造意欲、
占星術や天文学」
(一樹さんの解説から抜粋)

私の個展のチラシや「Cat Paw Tarot」のパッケージにも選ばれ、方々で看板役を引き受けてくれた絵です。

今回描いた絵はどれもお気に入りなんですが、この「星」のカードは特に気に入ってます。
解説にもある通り、明るい未来を夢見る気持ちが詰まったカードなので、明るい未来が来ることを願って個展の代表作品に選びました。

パッケージの絵には最初「愚者」が選ばれそうだったんですが、一樹さんの熱いプッシュで、こちらも「星」が選ばれました。
未来を夢見てわくわくする気持ちは占いをする時の気持ちそのものだから、「星」のカードにしたかったと言ってらして、なるほど~と唸ったものです。
一樹さんはタロットへの造詣も深いけど、占星術の活動の方が有名だと思うので、「星」のカードがぴったりですね。

この「星」のカードのデザインも、オリジナル構図を模索したあげく原典に戻ってきたパターンです。
猫って箱座りするじゃないですか。
前肢の関節が内側に曲がるんですよね。
子猫を抱っこしてる写真を見たことあるし、水瓶もワンチャン持てるかも!持ってる姿かわいいかも!という理由でした(笑)
守りたい、ネコチャンの関節。

シャム猫を選んだのは、「星」「月」「太陽」の天体シリーズはヨーロッパ以外を舞台にしてみたかったからです。
「星」は水が豊かな、東南~南アジアのイメージ。
東南アジアの猫といえばシャム猫。
というイージーなイメージで選びました。
シャム猫とはまだ触れあったことがないんですが、タイの王様の飼い猫だったというし、一昔前はよくお金持ちの家で飼われていたので、気品があって好き嫌いが激しくて賢そう…というイメージです。
皆さん口を揃えて「むちゃくちゃ高い所に登りたがる」とおっしゃるので、クライマーの魂も備えているようですね。
賢さと野生みが同居してる、トラ猫ちゃん系の性格なのでしょうか。
憧れの猫ちゃんです。

そういえば、このタロットを出版したヴィジョナリー・カンパニーの大塚社長もシャム猫ちゃんを飼ってらっしゃるとか。
それを知ってる関係者の間で、このカードがパッケージに選ばれたのは社長の陰謀ではないかと囁かれているらしい(笑)
一樹さんの「星」プッシュが入るまでは社長も「愚者」のカードを推していたので、濡れ衣だと思いますが、面白いので陰謀でもいいです(笑)

星にゃんの後方にいる鳥さんも、アジアらしくサイチョウにしてみました。
「星」のカードに描かれた鳥さんは夜明けに鳴いて朝を告げますが、サイチョウも夜明け方にラッパみたいな声で鳴くそうです。
原典のウェイト版ではトキが描かれてますが、トキとサイチョウって目付きや嘴の感じがちょっと似てますよね。

トキ。
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サイチョウ。
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(Wikipediaの画像を拝借)

どっちも突き技が強そう…!

背景は瑞々しい雰囲気を強く出したくて、星にゃんと星々をマスキングしてから、紙をシャブシャブに濡らして画面の上方から色んな色の水溶き絵の具をダーッと流し入れる技法を使ってみました。
水彩絵の具って要はカラフルな泥なので、水で流すと泥の粒子が混ざり合いながら不規則に広がり、予想外の土壌が出来上がります。
慣れてくるとある程度広がり方をコントロールできますが、わりと運まかせな画材でして、そこがたまらなく好きです。
土や小石を使うジオマンシーという占いがありますが、色付きの泥である水彩絵の具でも面白い占いができるんじゃないかな~と思ってます。

アルにゃん17

今日はどんな1日になるかにゃー?🎵


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